こんにちは、しおだです。早いもので年が明けました。
今年も推しを愛でつつ、資産形成や学び直し・リスキリングのテーマを中心に発信していく予定です。
新年を迎え、早速試験のある資格が「ファイナンシャル・プランニング技能検定」(FP技能検定)です。よく「FP3級」とか「FP2級」とか呼ばれている試験です。
2023年の1月試験は1/22実施ですね(申込みは昨年中に終了しています)。そう、この記事を書いている現在で2週間を切っています。
「正月休み満喫した!」
「勢いで申し込んだはいいけど初学者だよ!」
「要するにまだ何も勉強してない!」
このように既に焦り始めている受験者もいらっしゃるのではないでしょうか。(むしろこの記事に辿り着く=焦っている方かと)
この記事ではそんなスロースターターの受験者に向けて、試験まで残り10日間で極力合格に近づくための勉強方法を、初学者で独学合格した筆者の経験談も交えてお伝えしていきます。
また今回は受験を見送った方、初学者が独学でFP3級に合格する勉強方法を知りたい方にも参考になれば幸いです。
このような方におすすめ
- 試験日直前の効率の良い勉強方法が知りたい方
- 試験勉強が進んでいなくて焦っている方
- 独学でFP3級合格を目指す初学者の方
基本は過去問題の反復演習
FP試験は過去問題からの出題が基本です。過去問題を繰り返し解きましょう。
過去問題を制するものは試験を制すです。
短期間で効率的に合格を目指すには以下の3ステップを実施します。
1.いきなり過去問題を解く
2.間違えた問題をテキストを読んで理解する
3.間違えた問題を再び解く
これを繰り返し繰り返し、反復演習します。
テキストを理解しきってなくてもいきなり実践演習です。本番の出題傾向を知りつつ、重要な問題を確実に得点できるようにしていくのが目的です。
FP試験は過去数回分の試験問題と解答が公式サイトで公開されています。また許諾を受けた有志によって作成された、過去問題を使用した勉強サイトも存在します。筆者も試験勉強の際に大変お世話になりました。
FP試験合格を目指す方はありがたく使わせていただきましょう。
3級は「広く浅く」
3級はFP技能検定のエントリー試験ですので、受験資格がありません。
初学者でも受験でき、独学で充分合格可能です。
分野が幅広く初学者には最初とっつきにくく感じるかもしれませんが、過去問題で対応できるレベルの試験です。前述した過去問サイトなどを利用し、広く浅く知識の習得を目指すとよいです。
ただし数字は正確に覚える
勉強にあたっての注意点は、「○○年、○○円、○○歳」といった「数字は正確に覚える」ことがとても重要です。
3級は初学者が独学でも合格できますが、3級だからといって舐めてかかると落ちます。筆者は実は一度落ちました。
原因は一言でいうと勉強不足だったのですが、「数字を覚えていない」ことが一因にありました。
過去問題を解いているとわかると思いますが、選択肢に似たようなものが多く一見どれも正しく見えます。つまり消去法で正答を導き出すという方法が効かないのです。
繰り返し問題を解いていると、複数回の試験で頻繁に出題されているような問題に遭遇し始めます。
少なくともそのような問題の数字は正確に覚えて、確実に得点するようにしてください。
試験10日前から勉強を始める場合
ここまでの話と筆者が実際に行っていた勉強方法を踏まえて、試験10日前から勉強を始める場合のスケジュール案も提示しておきます。
スタートは勿論早ければ早いほどよいですが、ギリギリで駆け込みたい方は参考にしていただければと思います。
10〜8日前
- テキストを1冊準備しざっと目を通す。(直前なので1冊に集中したほうが良い)
- 章の冒頭でポイントがまとめられているようなテキストであれば、そこだけでもじっくり読んで理解する。
- 大事な用語を抑えておく。
7〜3日前
- 過去問題を解く。とにかく数をこなすことが最重要。
- 間違えた問題はテキストを読み、復習しやすいように付箋やマーカーで目印をつけておく。
- 間違えた問題がある程度溜まったら目印をつけた箇所を復習し、再度過去問を解く。これを繰り返す。
2〜1日前
- 実技試験の演習をする。ある程度学科が理解できたら同時進行でもよい。
- 過去問題でパターンと解法を理解できれば解ける。
試験当日
- テキストで目印をつけた箇所を復習する。(「○○年、○○円、○○歳」などの数字を見直す!)
- 実技試験の解法を再確認する。
まとめ:過去問題を反復して短期間で効率良く勉強しよう!
FP3級は過去問題を繰り返し解いていれば、短期間でも充分合格を目指せます。
試験日間近でも諦めずに(重要!)、1問ずつ確実に得点していきましょう!
(勿論早い時期からスタートできる場合はそうしてくださいね!!)